睡眠不足が深刻になるとうつの原因になることがあります。

またうつになると夜眠れないことが多く見られます。

このような深刻な病気を伴う睡眠不足は一刻も早く心療内科や精神科の専門医に相談することです。

素人が何とかしようとするとますます重症化する危険性大です。

そんな一例として私の妻のケースをご紹介したいと思います。私自身の反省の念を込めて書きたいと思います。

1.新婚生活で自律神経が・・・

私と妻が結婚したのは、私が30歳、妻が25歳のときでした。私たちは九州の地方都市で暮らすご近所さん同士でした。

ただし、私は当時関西の企業に勤務しており、結婚してすぐに関西で新婚生活を始めました。

私はその時すでに関西での生活は8年目に入っており親友も沢山いました。会社での人間関係も良好でした。

一方、妻には関西に親戚、親友は全くいなくて頼れるのは私一人の状態でした。ところが私の仕事は事務機の商品開発で、早朝から深夜まで仕事漬けの日々でした。

毎晩9時、10時は当たり前、徹夜することも珍しくありませんでした。

休日出勤も多く、新婚早々妻は見ず知らずの初めての土地で随分寂しい、心細い新生活だったと思います。

 

悩む女性
(写真はイメージです)

そんな妻に異変が現れたのは新婚生活を始めて半年くらい経った頃でした。

ある日私が深夜に会社から戻るとアパートの電気が消えていました。いつもはどんなに遅くなっても電気をつけて待ってくれていたのに。

先に寝たのかなと思って部屋に入ってみると、妻が真っ暗な部屋の中に座っていました。しかも様子が変です。

どうしたのかと尋ねると、胸が苦しいと言うのです。明かりを点けると、妻の目は真っ赤でした。どうも今まで泣いていたようです。

私はこれは尋常ではないとすぐに悟りました。そして妻の精神状態が正常でないことも分かりました。

私はその夜、初めて妻に対する気遣いが足りなかったことに気が付きました。

私が会社で仕事に夢中になっている間、妻は話し相手もおらず、寂しい気持ちのまま過ごしていたのです。

そんな寂しさ、不安、ストレスに妻の精神は病んでしまったのです。

期待に胸ふくらませていた新婚生活は、妻にとっては苦痛以外の何物でもなかったのです。私はやっとそれに気づきました。

2.眠れない日々

その日をきっかけに、妻は1日の半分以上を寝込むようになりました。

と言っても眠っている訳ではありません。動けずに横になっている、といった方が正確です。

そして夜はほとんど眠れないのです。心臓がドキドキして、鼓動が耳に響くと言いました。

その鼓動が気になって眠れないと言うのです。あるいは冷蔵庫の音や窓の外の小さな物音が気になって眠れないとも言いました。

今までなら気にもしなかったような小さな音、当たり前の音がいちいち気になって眠れないのです。神経が過敏になっていたのだと思います。

私は出来るだけ会社から早く帰り、休日出勤も控えるようにしました。しかし、いったん変調をきたした妻の様子は正常に戻る様子は見られませんでした。

食欲もめっきりなくなって、とにかく何もする気力ないといった感じでした。

私はめったに取ったこともなかった有給を使って妻と1日中いっしょにいるようにしました。それでも妻の具合は悪くなる一方だったのです。

不眠症で悩む人に対して、

「睡眠不足で死んだ人はいない。心配しなくてもいつか必ず寝れる。」

などと言う人がいます。これは不眠症の辛さを知らないから言えるセリフです。

妻の不眠症をずっと見ていると本当にこのまま死んでしまうのではないかと思えるほど衰弱していきました。

眠れない、食欲がない、頭痛がする、下痢をする、微熱が続く。とうとう私は私の力で何とかすることをあきらめました。

嫌がる妻を説き伏せ、心療内科に連れて行きました。

本当はもっと早く診療内科に連れて行くべきでした。妻があんまり病院を嫌がるのでつい先延ばしにしてしまったのです。

これも私の大きな反省点です。ずっと後悔し続けました。

3.自律神経失調症とは?

心療内科で初めて、妻が自律神経失調症であることを医師に告げられました。

妻の様々な体の異常はストレスで参った神経が肉体を通じて発するSOS信号だったのです。

私もこの時はあまり詳しく知らなかったのですが、自律神経失調症というのは病名ではなく、状態を指す言葉だそうです。

実際には自律神経失調症という病名は存在しないのです。

人間の自律神経には交感神経と副交感神経があります。緊張状態で働くのが交感神経、リラックスした状態で働くのが副交感神経です。

私たちは健康な時にはこの2つの自律神経がバランスよく交互に働いています。

それが何らかの原因によってそのバランスを崩して「失調」した状態が自律神経失調症なのです。

正確な病名としては、「身体表現性障害」と呼ばれる精神疾患なのだそうです。

妻は心療内科で薬を処方してもらいましたが、それから半年くらいはまだ症状は回復しませんでした。

夜眠れるように睡眠導入剤をもらったのですが、それだけで解決する訳ではなかったのです。

風邪薬や下痢の薬と違って神経の病気に使われる薬は効果に個人差があります。

どの薬が最も効果的か、それは使ってみないと分からないのです。

飲んでもあまり効かない薬、効きすぎて日中もふらふらになってしまう薬もあります。

薬の種類、組わせ、服用する量、これらを時間をかけて試していくのです。

妻の場合も、何種類もある薬の組み合わせを試しながら根気よく投薬を続けました。

そして、半年くらい経ったとき、やっと妻は正常に向かい始めました。

4.徐々に快復に向かう

妻は根気よく、辛抱強く通院を続けました。そして半年くらいして取りあえず夜眠れるようになり、昼間に家事が出きるようになりました。

それでもそこから一直線で快復したわけではありません。

快復傾向にあっても、時にはまた眠れなくなり、日中もふさぎ込むことがありました。

病院に行くのが嫌だとか、担当の先生が信用出来ないとか言い出すこともありました。

とにかくなだめすかして薬を飲ませ、病院に連れて行きました。そんな日々を1年近くも続けたでしょうか。

やっと妻は正常に戻りました。同じアパートに同郷のご夫婦が住んでいることも分かり、ご近所づきあいが出来るようになりました。

私の友人の奥さんがアパートに遊びに来て友達になってくれました。こうした環境の変化も良かったのだと思います。

妻自身が関西の生活に慣れてきたこともあって、日中に一人で散歩に出かけたり、買い物で時間を過ごすことも出来るようになりました。

 

横たわる女性
(写真はイメージです)

この段階でやっと妻は通院も薬も不要になりました。私は辛かった1年と半年余りを思い出しました。

本当に、よくぞあのピンチを乗り切ったと思います。

5.当時を振り返って

新婚生活わずか半年で体験した夫婦の大ピンチ。

何とかそのピンチを乗り切ったものの、もっと早く妻の変化、異常に気付いてやることが出来たら、あんなにひどくなる前に救ってやれたのにと後悔、反省もしました。

妻自身、知らず知らずのうちに気持ちが暗くなり、不安や心配が徐々に大きくなったのだと思います。ストレスもたまっていったのでしょう。

妻のようなケースの不眠症は深刻であり、専門医に診てもらうことが必須です。

通販で買える不眠症改善サプリや睡眠グッズでは間に合いません。ぐずぐずしている間にもっとひどくなり重症化します。

妻も症状が一番ひどいときはうつ傾向が強く、私はこのまま深刻なうつ病になるのではないかと、それを一番恐れました。

いや、妻の症状から考えると恐らくうつ病になっていたのだと思います。

自律神経失調症にしろ、うつ病にしろ、不眠症は最も顕著な異常のサインなのです。

決して軽くみてはいけないと思います。特に異変の始まった初期にそのサイトを見落とさず対処することが大事だと思います。

先ほども書きましたが、私が妻のストレスにもっと早い段階で気づいていればと随分後悔しました。

私自身が仕事のいそがしさに追われて妻のサインに気付いてやれなかったのです。

やっかいなのは、妻のケースでも、妻ひとりの意志では治療は不可能だったということです。

あんなに不眠症で苦しんでいても、自分から病院に行くとは絶対に言いません。

私が何度も説得してやっと連れて行ったのです。無理やり引っ張って連れて行ったという感じでした。

診療内科の先生は私にこう言いました。

「どんなに深刻な患者さんでも病院まで連れてくることが出来たら半分は治ったも同然です。」

そう言われました。

そのくらい今はいい薬があって、治療法は確立しているのですね。ただ、治療には時間がかかります。

本文の中でも書きましたがどの薬が合うか、試してみるしかないのです。

従っていい薬が見つかるまではなかなか改善に向かいません。

通院しても薬を飲んでもいっこうに良くならないこともあるのです。

そればかりか効果は出ないのに副作用だけが出る時期もあります。

そんな時は本人も付き添う人も心が折れそうになります。あきらめそうになります。

でも、決してあきらめてはいけないのです。必ず自分にあった薬が見つかります。

いっきに回復できなくても、徐々に回復できるのです。それは妻の二度にわたる睡眠障害で本当にそう思います。

さて、長々と私の妻の体験を書いてきました。私がここであなたにお伝えしたいことは決して夜眠れない日々が続くことを軽く見ないで欲しいということです。

妻の場合も、最初の異常は夜眠れないことだったのです。

その時に早く異常に気付き、環境を改善するなり、病院に連れて行くなりすればあんなに妻が苦しむこともなかったと思います。

あなたが今、眠れない夜を迎えているなら、もしかしたら私の妻と同じように神経の病が原因かも知れません。

軽いうちにぜひ心療内科、精神科で診てもらって下さい。

そして、どんなに症状が深刻でも決してあきらめないで下さい。必ず治ります。

ぐっすり眠れる夜がやってきます。私の妻がそうだったように。

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